赤ちゃんとのお出かけは楽しいけど、粉ミルクの準備って地味に大変!?
哺乳瓶にお湯、そしてかさばるミルク缶…。
マザーズバッグはパンパンで、まるでプチ引越し状態!
「みんな、どうやってスマートに持ち運んでいるの…?」と、途方に暮れた経験、私にもあります。
そこで、この記事では、粉ミルクの持ち運びが劇的に楽になる具体的な方法と、本当に使える便利グッズをご紹介します!

ちょっとした工夫とアイテム選びで、ミルクの準備は驚くほどシンプルになるんです。
この記事を最後まで読めば、お出かけ前の「めんどくさい…」という気持ちがなくなり、赤ちゃんと笑顔で過ごす時間がもっと増えること間違いなしですよ!
粉ミルク持ち運びの「必須アイテムリスト」と3つの方法
はじめに、粉ミルクの持ち運びの基本となる方法をご紹介します。
ここを押さえておけば、ミルクの準備はぐっと安心になります。
それぞれの長所と短所を知って、ご自身に合ったスタイルを見つけてみてください。
持ち運びの必須アイテムリスト
赤ちゃんとのお出かけは、何かと荷物が多くなりがち。
そこで、「これさえあれば安心」という基本のアイテムをリストアップしました。
お出かけ前の忘れ物チェックに、ぜひ使ってみてくださいね!
- 粉ミルク(小分けにしたもの): これが主役
- 哺乳瓶: 必要な本数を忘れずに
- お湯(魔法瓶など): ミルクを溶かすための70℃以上のお湯
- 湯冷まし用の水: 適温にするため
- 哺乳瓶ポーチや清潔なガーゼ: 哺乳瓶を衛生的に保つため
さて、続いては「粉ミルクをどうやって小分けして持ち運ぶか?」について、具体的な方法を見ていきます。
代表的な3つの方法を、それぞれの良いところ、ちょっと大変なところとあわせてご紹介しますね!
基本①:スティック・キューブタイプを使う【手軽さNo.1】
1回分ずつ個包装されている、とっても便利なタイプです。
計量いらずで、袋を開けてサッと哺乳瓶に入れるだけ。
衛生面も安心なので、特に新生児期や、パパや祖父母に預ける時にもお願いしやすいのが嬉しいポイントですね。
例えばスティックタイプだと和光堂の「はいはい」のような商品です。
キューブタイプでおすすめなのがこちらの「明治ほほえみらくらくキューブ」です。
スティックやキューブタイプのメリット・デメリットをまとめます。
- 計量が不要で楽
- 計量が不要なので衛生的
- 誰でも簡単
- 毎回ゴミが出る
- 粉よりも割高
「今日はとにかく手軽に済ませたい」「誰かにお願いするかも」という日に最適な方法です。
基本②:粉ミルクケースで小分けにする【コスパ◎】
続いては、いつも飲んでいる大缶の粉ミルクを、専用のケースに移し替えて持ち運ぶ、定番の方法です。
3回分などに仕切られているタイプが多く、1つ持っていけば外出先で数回ミルクをあげられます。
例えば、こんな3つに仕切られたアンパンマンのミルクケースなどがあります。(これ大人気商品です)
粉ミルクケースのメリット・デメリットをまとめます。
- コスパよく経済的
- 飲みなれたミルクを変えずに済む
- ケースを洗浄・乾燥させる手間あり
- 移し替えるときに少々こぼすリスクあり
コストを抑えつつ、いつもの味を赤ちゃんに届けてあげたい堅実派のママ・パパに選ばれています。
基本③:1回分ずつラップで包む【究極の省スペース】
「荷物は1グラムでも軽くしたい!」というミニマリストさんには、こんな方法もおすすめです。
清潔なラップの上に1回分の粉ミルクを乗せ、茶巾絞りのようにキュッと包んで輪ゴムなどで留めるだけ。
- とにかくコンパクト
- 哺乳瓶の中に入れて運べば、さらに◎
- ゴミも少量で手軽
- 作成に少し慣れが必要
- 清潔な手と場所が必要



この「ミルクボール」をマスターすれば、あなたも持ち運び上級者!
もっと楽に!粉ミルク持ち運びの応用テクニック
基本的な準備はこれでOKです。
でも、せっかくなら、もっとスマートに、もっと楽ちんにお出かけしたくありませんか?
ここからは、あなたの「大変…」を「楽しい!」に変える、とっておきの応用テクニックをご紹介します。
魔法瓶2本で「適温ミルク」で調乳時間を省く
赤ちゃんの「おなかすいた!」に1秒でも早く応えたい時に役立つのが、この時短テクニックです。
まるで理科の実験みたいですが、慣れると本当に楽ちんなんですよ。
2本の魔法瓶を使い分けることで、外出先での面倒な温度調整をほぼゼロにします!
用意するものはこちら。
- 魔法瓶の水筒(2本):1本は熱湯用、もう1本はぬるま湯
- 小分けにした粉ミルク
- 哺乳瓶
手順を細かく見ていきましょう。
ミルクをしっかり溶かして殺菌するため、70℃以上の熱いお湯を入れます。
量はそんなにたくさんは要りません。作るミルクの3分の1くらいの量で十分です。
小さめの魔法瓶で大丈夫!
2本目の魔法瓶には、ミルクの飲み頃である40℃前後のぬるま湯を入れておきます。
このぬるま湯が、熱湯で溶かしたミルクをちょうど良い温度に仕上げてくれます。
確認方法としては、手首の内側に数滴垂らしてみて「熱くない、少し温かいな」と感じるくらいです!
一度沸騰させたお湯を冷まして作ってください
① 哺乳瓶に粉ミルクを入れ、【1本目の熱湯】を少量注ぎ、ダマがなくなるまでよく溶かします。
ここでしっかり殺菌!
② 次に、【2本目のぬるま湯】を、作りたいミルクの目盛りまで注ぎ入れます。
③ フタをして軽く振れば、あっという間に「適温ミルク」の完成です!
これなら外出先で温度調整をする手間が省け、赤ちゃんが泣き出しても、すぐにミルクをあげられます。



特に車の中など、作業しにくい場所で重宝しますよ。
使った後の哺乳瓶どうする?外出先での衛生対策
「使ったあとの哺乳瓶、ずっとバックにいれておくのは…こわい」と衛生面が気になる方へ。
そんな時に便利なのが、使い捨てタイプの哺乳瓶です。
ジャバラ式のボトルと乳首がセットになっていて、使ったらそのまま捨てられます。
こちらの「チューボ」は定番の使い捨てタイプ哺乳瓶です。


旅行や災害時にも役立つので、いくつかストックしておくと、いざという時に助かりますよ。
使うときも消毒しなくていいので時短にもなります!
「液体ミルク」も賢く利用
「液体ミルク」って、使ったことありますか?
「ちょっと割高かも…」というイメージがあるかもしれませんが、いざという時に驚くほど頼りになる存在なんです。
液体ミルクの最大の魅力は、なんといっても「調乳が一切不要」なこと!
- お湯も湯冷ましもいらない
- 常温のまま飲ませられる
- 滅菌済みでとっても衛生的
専用アタッチメントをつければ、缶やパックから直接飲ませることもできます。災害時の備えとしても、非常に注目されていますよ。


とはいえ、毎日使うには粉ミルクよりコストがかかるのも事実。
だからこそ、ふるルンがおすすめしたいのが「粉ミルクとのいいとこ取り」。
普段は経済的な粉ミルクをメインにしつつ、「お守り」として液体ミルクを1本だけバッグに忍ばせておくんです。
これが、心の余裕を生み出す秘訣。
予期せぬ渋滞や、赤ちゃんがぐずって「今すぐ!」という場面で、さっと飲ませられる液体ミルクは、ママ・パパの精神安定剤のような存在になってくれますよ。



コストが気になる方にはもっといい方法もあります!
コストが気にならなくなるもっといい方法は、液体ミルクをふるさと納税でもらうことです。
液体ミルクだと一番有名な「ほほえみらくらくミルク」が返礼品でも出ています。
是非ご活用ください。


外出先の「ベビー休憩室」を事前にリサーチしておく
「お出かけ先で、授乳室あるかな…?」と、思ったことはありませんか?
実は、お出かけ前のちょっとひと手間が、当日の行動が大きく変わります。
訪問先の近隣施設の公式サイトで「フロアガイド」や「サービス案内」を見ておきましょう。
たとえば「調乳専用浄水給湯器」があればラッキー!



お湯を持っていかなくて済みます。
「個室の授乳スペース」や「おむつ替え台」の場所が事前に分かっていれば、赤ちゃんがぐずっても慌てずスマートに対応できます。
施設によっては、「離乳食を温められる電子レンジ」や「身長・体重計」など、嬉しい設備が整っていることも。事前に知っておけば、さらに快適に過ごせますね。



出発前にサッと調べるだけで、当日の快適さが全く違います。ぜひ習慣にしてみてください!
粉ミルク持ち運び便利グッズ
ここでは、ふるルンが「これはいい!」と感動したグッズを、具体的な商品名と共にご紹介します。
皆さんの「相棒」探しの参考になれば嬉しいです。
持ち運びに便利な哺乳瓶!「リッチェル おでかけミルクボトル」
消毒した哺乳瓶にはフタをして持ち運ぶことになりますが、バッグの中で乳首がボトルの内側に触れていないかな…?とか不安になりませんか。
「飲む直前まで完璧にクリーンな状態を保ちたい」
そんな、衛生面にもう一歩こだわりたいママ・パパにぴったりなのが、リッチェルの「おでかけミルクボトル」です。


可愛いデザインの普通の哺乳瓶ですが、実は持ち運びに特化した商品です。
消毒後に乳首の内側に一切触れることなく、ボトルの中にセットできるため、外出時でも衛生的にミルクを準備できます。
またボトル自体が乳首のケースを兼ねているので、別に乳首ケースがいりません。
飲む時は、ボトルの中から乳首を取り出して、飲み口にセットするだけ。とてもスムーズに準備ができます。
衛生面の心配を解消しつつ、荷物も減らしてくれる。



「持ち運びに便利」という言葉がぴったり!
保温力がいい!我が家で愛用したステンレスボトル
お湯を持ち運ぶステンレス(保温)ボトルは、ミルク作りの快適さを大きく左右する、とっても重要なアイテムです。
いざ作ろうとした時にお湯がぬるい…という悲劇は、絶対に避けたいですよね。
たくさんのステンレスボトルの中で、特に使いやすかったのはサーモスの「ケータイマグ」でした。


朝入れた熱々のお湯が、夕方になっても湯気を立てているほどの保温力で安心。
容量は、軽さと持ち運びやすさを考えると350mlか500mlのものがおすすめです。
ワンタッチでフタが開くタイプなら、赤ちゃんを抱っこしたままでも片手で操作できるので、さらに便利ですよ。
【パターン別】ミルクの持ち運びの荷物づくり
お出かけの時間や場所によって、必要な荷物の量は大きく変わります。
ここでは、ふるルンの経験をまじえながら「荷物づくりの目安」を3つのパターンでご紹介します。
ご自身の状況に合わせて、荷物を足したり引いたりする参考にしてみてくださいね。
パターン①:近所の公園など(~2時間)の場合
まだ慣れない頃は、近所の公園でもドキドキしますよね。
「もしもぐずったら?」「もしも足りなくなったら?」と、つい荷物が多くなってしまいがちです。
でも、この短時間のお出かけこそ、「荷物減らし練習」のチャンスなんです!
目的は「長時間遊ぶこと」ではなく、「この少ない荷物で大丈夫か試してみること」。
うまくいかなかったら、すぐに帰ってOK!この気軽な気持ちで臨んでみましょう。



最小限の荷物の作り方を見ていきます。
ミルクと哺乳瓶は1回分のミルクをラップで包み、哺乳瓶の中へ。これで荷物が一つにまとまります。
お湯は小さな保温ボトルで十分です。
最近はコンビニでお湯をもらえる場合もあるので、覚えておくと安心ですよ。
この「身軽なお出かけ」が一度成功すると、それが大きな自信に繋がります。



ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!
パターン②:丸一日のお出かけ(半日以上)の場合
長時間のお出かけで一番の不安は、「ミルクが足りなくなったらどうしよう…」となること。
半日以上でかける場合は、荷物は多くなりますがちょっとの余裕は大切です。
- ミルク: 飲む回数に、予備として「+1回分」多めに準備すると安心です。
- 哺乳瓶: 2本あると、1本使用後にすぐ洗えない時も慌てずに済みます。
- お湯: 500ml程度の保温ボトルにたっぷりと。
- お守り: 液体ミルクを1本持っておくと、さらに心強いです。



ちょっと多めに、でも多くなりすぎないバランスが大事!
パターン③:1泊2日の帰省・旅行の場合
続いては宿泊を伴うお出かけの場合です。
たっぷりと余裕をもって、たくさん準備したいところですが、特に長期間になる場合は持っていかない勇気も必要です。
そのためには「現地で買えるものは何か?」を見極めることが大事です。
- ミルク: 移動中に必要な分だけ持ち、残りは現地調達または事前に宿泊先へ送る
- 哺乳瓶: 2〜3本。使い捨て哺乳瓶を組み合わせる
- その他: 哺乳瓶を洗うための小さなスポンジや洗剤、消毒グッズも忘れずに



減らしても意外となんとかなるものです!(経験談)
毎日使うミルクは「ふるさと納税」でもらうとお得!
ここまで持ち運びの工夫についてお話ししてきましたが、ここでは、とっておきのお得情報をお伝えします。
それは、毎日使う「粉ミルク」や、お出かけに便利な「液体ミルク」も、実は「ふるさと納税」の返礼品としてもらうことです!
例えば、森永のはぐくみはこちら。


「ミルク代、少しでも抑えたいな…」と感じているなら、これは見逃せない情報ですよ。
ふるさと納税で粉ミルクをもらうメリット
ふるさと納税で粉ミルクをもらうメリットは、主に以下の3つです。
どれも子育て中の私たちにとっては、見逃せない嬉しいポイントです!
- 実質2,000円の自己負担で、たくさんのミルクがもらえる
- 重たいミルク缶を届けてくれるので、買い物の手間が省ける
- 普段から使っているおなじみのブランドのミルクが選べる場合も
ふるさと納税は、寄付した金額から2,000円を引いた額が、翌年の住民税などから控除される(戻ってくる)仕組み。
家計の大きな助けになる嬉しい制度を上手に活用しましょう。
おすすめのミルクの返礼品
ふるルンがおすすめするミルクはこちら。
ほほえみのらくらくミルク、液体ミルクです。


粉ミルクにくらべると高いので、そんな時こそ返礼品に頼っちゃいましょう!
粉ミルクもたくさん出ています。
是非チェックしてみてください。
返礼品でもらえるミルクをチェックしたい方はこちらをどうぞ。


申し込み方法と注意点
「楽天ふるさと納税」「さとふる
ただし、寄付できる限度額は、あなたの収入や家族構成によって異なります。
自己負担2,000円で済む限度額を超えて寄付すると、自己負担が増えてしまうので注意が必要です。
限度額について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。


また、確定申告が不要になる「ワンストップ特例制度」を利用できる条件(寄付先が5自治体以内など)も確認しておくとスムーズですよ。
手続きについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。


ミルクの持ち運びを工夫して、お出かけをもっと楽しもう!
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 持ち運びには「スティック」「ケース」「ラップ」などがある
- 便利グッズを賢く活用する
- ふるさと納税の活用で、ミルク代を節約する
「これならできそう」「楽しそう」と感じたアイデアから、一つずつ試してみてはいかがでしょうか。
この記事が、あなたのミルク準備の負担を少しでも軽くし、赤ちゃんとのお出かけがさらに楽しいものになりますように。
おわり